投稿者:コモンセンスメール   投稿日:2015年 3月19日(木)21時42分34秒     通報
前回、私は、今日の事態は全て、池田先生の「掌」にあると申し上げました。

そもそも今回の「会則改定」に対しては、先生の指導、コメント等が一つもない、ということから「黙認されているのだ」、あるいは、「反対されているのではないか」と、ある面では疑心暗鬼に翻弄されている方も少なくないと思われます。

しかし、先生は、今回の「改定」に対して、何の意思表示もされていない、とお思いでしょうか。まさか!

それは、明らかに誤解です。先生は、的確に、ご自身の意見を提示されています。

ことに一昨年、二〇一三年の後半からのメッセージ、そして、本幹での再聴スピーチ等を読み直してみますと、そこに大切な布石が打たれているのを発見することでしょう。まさに、問題の「改定」への動きが始められた時期と、ピタリと重なり合うことは驚くばかりです。

それを読み解けば、先生ご自身は明確に「魔」の蠢動と捉えているのです。
むろん、近年のメッセージ等だけではないのです。第二次宗門問題、いわゆる「法主狂乱事件」勃発前後から、“潮流”とも称すべき「大スピーチ運動」が始まります。それが「今日より明日へ」「創価ルネサンス」「輝きの明日へ」と題する、300冊近くの小冊子に凝縮されていることはご存じの通りです。

その大きな流れは、最初から最後まで「破壊法主」「堕落坊主」への鉄槌であるかのように思われがちです。しかし、実際には、途中で、明らかにスイッチが切り替わっていることに気付くはずです。

つまり、邪悪な「宗門問題」、あるいは、その他の中傷・批判に一通りの決着をつけると、次には、信心指導はむろんのことですが、組織内部、ことに幹部に対する堕落、官僚主義、権威主義等への鋭い警告が、途切れることなく語られているのです。

その度重なるご指導は、単なる一般論や観念論ではなかったことが、やがて分かります。今日の「悪の四人組」+「α」たち自身が、自らの邪な行動をもって、その忠告が如何に正鵠を射ていたかを証明してしまっているからです。

先生は、今日あることを“予見”しつつ、大事なメンバーが、たぶらかされることがないよう、着々と楔を打たれていたのです。

しかしながら、そうなると、前にも申し上げました通り、前々から想定していたのなら、何故、先生は、「悪の四人組」+「α」の暴挙を事前に阻止されるなり、彼らの悪事を糾弾されないのか、と疑問は深まるばかりでしょう。

そのことが、今回の問題での「最大の謎」と言えるかも知れません。

その“解答”を、また、後日に、考えてみたいと思います。(つづく)