投稿者:ジョーカー   投稿日:2015年 4月29日(水)09時20分21秒     通報

学会活動というのは、常に組織悪との戦いであることを意識しなければならないと思います。もしもリーダーにそういった視点がなければ、組織が官僚化し、会員が利用されるようなことになっても是正できない。それはもはや罪とも言えます。
現場の人間が強く賢くならないと、組織悪に飲み込まれてしまう。自分の頭で考える癖をつけ、さらに組織内に、何でも話し合える空気をつくらなければならない。いかなる組織も「何のため」を見失うと行き詰まり、停滞します。鉄砲玉様が仰るように、現場が主導権を握ることが大事であり、そのためには一人ひとりの信心が強くなければ成り立ちません。

強い組織の共通点は、自発能動で活動している人が多いのが特徴でしょう。打ち出しがあるからやるのではなく、やりたいからやる。そうでなければ良い結果が生まれることはありません。どうしたら皆が歓喜し、自発的に活動できるのか。心あるリーダーは常にそこに気を配り、注目しています。
人間は感情の動物であり、理屈で動くことは中々できません。良くも悪くも人の心を変えるのは、人の心であります。地涌の菩薩の慈悲の心が人の心を動かします。故に、人間主義創価学会でなければ広宣流布を推進することはできないのです。
まだまだ官僚的な組織であることは否めませんが、それをどのように人間主義の組織に変革していくか。このことを考え、悩むこと自体が、尊いことであると思います。