投稿者:信濃町の人びと  投稿日:2015年 1月19日(月)10時52分46秒    通報
各部合同協議
若々しく戦う魂を燃やせ (2006.03.24)

『考えぬいてとそ広布のリーダー』

戸田先生は「何をするにしても、二段、三段構えでやっていけ」と言われた。本当の智者は、幾重にも考えぬき、戦いを進めるものだ。行き当たりばったりではいけない。
とくに、責任あるリーダーの皆さんは、自分の頭で考えない″事務屋″のようになってはならない。戸田先生が、最高幹部に対して「とにかく頭を使え!考えろ!」とつねに厳しく言われていたことが忘れられない。ここに兵法の第一歩がある。
戸田先生は、学会を私利私欲のために利用しようとする魔性に対しては、激怒して、猛然と戦われた。絶対に許さなかった。皆の真心に支えられ、社会的に立派な地位を得ながら、かえって民衆を見下し、威張る、増上慢の人間。もしも、そういう人間が出たならば、毅然としかりつけ、容赦なく、たたき出せ! 最低の人間だと見おろしていけ!――それが戸田先生の厳命であった。清浄な信仰の世界に、指一本、断じてふれさせてはならない。

『君よ、正義の剣で悪を打ち破れ』

御書には、「火に対しては水をもって消す。悪に対しては善をもって打ち破る」(一四六六ページ、通解)と記されている。
妙法の利剣で、悪を打ち破っていくのだ。
また、「悪を滅するを功と云い善を生ずるを徳と云うなり」と示されている。悪と戦い、悪を打ち破ってこそ、自身の無明が消え、真の功徳が顕れる。大きく境涯を開いていける。とくにリーダーは、先陣をきって戦うことだ。
青年時代、私は学会や戸田先生へのデマの中傷は、絶対に許さなかった。庶民をいじめる横暴な権力とは、言論の剣で徹底して戦った。
戸田先生は、よく、おっしゃった。
「一番むずかしいところから始めよ。そうすれば、あとは、やさしい」
最も困難なところへ、「一歩」を踏み出す。苦手な分野に挑む。そこで突破口を開けば、さらに勢いも増す。「一番いやなところ」「一番大変なところ」に行くのが、本当の戦いである。仏道修行である。
私はいつも、「一番大変なところ」へ乗り込んだ。勇んで指揮を執り、断じて勝った。それが私の最高の誇りである。