2014年12月25日 投稿者:信濃町の人びと 投稿日:2014年12月25日(木)00時49分14秒 38回本部幹部会・第8回青年部幹部会での名誉会長のスピーチ (2004・5・18) 一、先ほど、偉大なるアメリカ芸術部の皆さまが、ユゴーの名作『レ・ミゼラブル』にちなんだ歌を、劇的に力強く、歌い、舞ってくださった。本当に、ありがとう!(大拍手) 『レ・ミゼラブル』は、私も、青春時代、夢中になって読んだ。青年が読むべき”最初の一書”といってもいい。 ちょっと長いけれど、読んでない人は、いつか必ず挑戦してほしい。 私の経験からいえば、とくに西洋の古い翻訳本は、初めは、時代背景などが続き、複雑で、退屈な場合がある。 だから、そこは、ざっと飛ばし読みしてもいいのではないか。心に響くところから読んで、あとからまた、ゆっくりと読むとか、自分で工夫することも大事であろう。 ともあれ、青年は、自分の意見を語れる何かを持つべきだ。その土台をつくるのが読書である。 一、1830年、フランスの市民が立ち上がった世界的に有名な「7月革命」――。 その当時、フランスの勇敢なる民衆が、ともに心に刻んでいた行進曲がある。そのなかに、次のような一節があった。 「私たちは言われてきた、奴隷になれと。私たちは言った、闘う人になろうと」 〈東京国立博物館でのウジェーヌ・ドラクロワ作「民衆を導く自由の女神」の特別展の図録から〉 私は人間だ! 闘う人間だ! 断じて負けない! これが、フランス民衆の魂の歌であった。大勝利の讃歌であった。 わが学会精神も同じである。 何が起ころうとも、断じて闘う。断じて負けない。断じて勝ってみせる―― この心意気で、我らもまた、学会歌を高らかに歌いながら、堂々と進んでまい りたい!(大拍手) ―― 私は叫ぶ「闘う人だ!」と ―― ――前へ! 進み続ける人が勝つ!! 映画レミゼラブル 『民衆の歌』 Do You Hear the People Sing? “ENJOLRAS” Do you hear the people sing? Singing a song of angry men? It is the music of a people Who will not be slaves again! When the beating of your heart Echoes the beating of the drums There is a life about to start When tomorrow comes! 民衆の歌が聞こえるか? 怒れる者たちの歌う声が それは民衆の歌う歌 二度と奴隷にはならぬ者の歌 胸の鼓動が 太鼓の響きと重なって 明日が来れば 新たな暮らしが始まるのだ “COMBEFERRE” Will you join in our crusade? Who will be strong and stand with me? Beyond the barricade Is there a world you long to see? 僕らの運動に加わるがいい 強い心で、共に立とうじゃないか バリケードの向こうには 君たちの望む世界が広がっている “Courfeyrac” Then join in the fight That will give you the right to be free! 戦いに加わり給え 自由の権利を勝ちとる戦いに “ALL” Do you hear the people sing? Singing a song of angry men? It is the music of a people Who will not be slaves again! When the beating of your heart Echoes the beating of the drums There is a life about to start When tomorrow comes! 民衆の歌が聞こえるか? 怒れる者たちの歌う声が それは民衆の歌う歌 二度と奴隷にはならぬ者の歌 胸の鼓動が 太鼓の響きと重なって 明日が来れば 新たな暮らしが始まるのだ “FEUILLY” Will you give all you can give So that our banner may advance Some will fall and some will live Will you stand up and take your chance? The blood of the martyrs Will water the meadows of France! 差出せるものは全て差出してくれ給え 軍旗を前に進めるために 倒れる者もでるだろう、生き延びる者もいるだろう 立ち上がれ、チャンスをつかめ 殉教者の血潮が フランスの野を赤く染めるのだ! “ALL” Do you hear the people sing? Singing a song of angry men? It is the music of a people Who will not be slaves again! When the beating of your heart Echoes the beating of the drums There is a life about to start When tomorrow comes! 民衆の歌が聞こえるか? 怒れる者たちの歌う声が それは民衆の歌う歌 二度と奴隷にはならぬ者の歌 胸の鼓動が 太鼓の響きと重なって 明日が来れば 新たな暮らしが始まるのだ 訳はミスタービーンという方のブログからのものが素晴らしいので引用させてもらいました。 Tweet