2017年8月11日 投稿者:赤胴鈴之助 投稿日:2017年 8月11日(金)01時15分10秒 通報 21世紀への選択 「現実の行動」こそ宗教の要諦 P70 池田 また、人は神が創ったという『旧約聖書』の考えは、進化論とは矛盾します。 しかし、その確信から人の命は限りなく貴いと考え、平和運動に挺身したり、良心的 兵役拒否の態度をとったりした人々がいたことも事実です。 逆に、似非進化論を振り回して、レイシズム(人種差別主義)やエスノセントリズム (自民族中心主義)、エスニック・クレンジング(民族浄化)へ向かう人々もいます。 そのほうが非理性的であることは、明確です。 テヘラニアン 重要なことは、偉大な宗教者は、自身が啓示を身に帯した使命の人である ことを、現実の行動で証明したということです。 現実にその教えによって、人々をより幸福な人生へと導いたということです。 教えの出所がどのような形かは、さほど重要ではないと思います。 池田 博士の考えはよくわかります。 たんに荒唐無稽だとか、迷信だとかと否定してしまう態度は問題です。 そのような態度こそ、教条的かもしれません。 その「啓示」が何を訴えているか、その「啓示」から導かれる行動によって社会がどう なるのかを、鋭く見きわめる態度こそが必要ではないでしょうか。 テヘラニアン 池田会長の公平な心に感動しました。そして哲学的な洞察の深さに感銘いたしました。 Tweet