投稿者:赤胴鈴之助 投稿日:2016年 8月 7日(日)02時37分25秒
つきまろ、ごぜごしょ、
つきまろ、たんじょう、ごしょ、
しっぴつ、 ぶんえい、はちねん、さつき、ようか。ごじゅっさい、p1110 。

わかわらべ、うまれさせたまいしよし、うけたまわりそうらう、めでたくおぼへそうらう。
ことにきょうは、ようかにてそうらう、それといい、これといい、しょがん、しをのさすがごとく、はるののに、はなのひらけるがごとし、しかれば、いそぎいそぎ、なをつけたてまつる、つきまろごぜと、もうすべし。
そのうえ、このくにのあるじ、はちまんだいぼさつは、うづきようかに、うまれさせたもふ、しゃばせかいのきょうしゅしゃくそんも、また、うづきようかに、おたんじょうなりき。
いまの、どうにょ、また、つきはかわれども、ようかにうまれたもふ、しゃくそん、はちまんのうまれかわりとやもうさん、にちれんは、ぼんぷなれば、よくはしらず、これ、しかしながら、にちれんが、ふをまいらせしゆえなり。
さこそ、ふぼも、よろこびたもうらん、ことに、おいわいとして、もちい、さけ、ちょうもくいっかんもん、おくりたびそうらいおわんぬ。
これまた、ごほんぞん、じゅうらせつに、もうしあげて、そうらう、こんにちの、ほとけ、うまれさせましますときに、さんじゅうにの、ふしぎあり、このこと、しゅうしょのいきというふみに、しるしおけり。
しゃかぶつは、たんじょうしたまいて、しちほし、くちをみずからひらいて、「てんじょうてんげ、、ゆいがどくそん、さんがいかいく、がとうどし」の、じゅうろくじを、となへたもふ。
いまの、つきまろごぜは、うまれたまいて、うぶごゑになんみょうほうれんげきょうととなへたもふか、ほけきょうに、いわく、「しょほうじっそう」、てんだいのいわく、「じょういぶつじ」とう、うんぬん。
にちれん、また、かくのごとくすいし、たてまつる、たとえば、いかずちのおと、みみしいのためにきくことなく、にちがつのひかり、めくらのために、みることなし。
さだめて、じゅうらせつにょは、よりおうて、うぶみずを、なでやしなひたもうらん、あらめでたや、あらめでたや、おんよろこびすいりょうもうしそうらう。
ねんごろに、じゅうらせつにょ、てんしょうだいじんなどにも、もうしてそうらう、あまりのことに、そうらうあいだ、くわしくはもうさず、これより、かさねてもうすべくそうらう。
あなかしこ、あなかしこ。
にちれん、 かおう、
しじょう、きんごどの、ごへんじ、
たいごう、 しじょう、きんご。