投稿者:末端婦人Z 投稿日:2016年 4月12日(火)22時40分52秒   通報
1991年、平成3年、12月8日
宗門より破門通告直後、埼玉で開催
先生の本幹スピーチを、少しずつ投稿
学会員は宿福深厚の菩薩
一、さて、法華経の妙荘厳王本事品=みょうしょうごんのうほんじほん第二十七に、

「我等宿業深厚にして、仏法に生まれ値えり」-

私たちは宿福(過去世から積んできた福徳)が深く厚かったので、この世に生を受けて、

あいがたき仏法に巡りあうことができましたーーとの経文がある。

(浄蔵・浄眼が父母の妙荘厳王と浄徳婦人に語った言葉)

仏法に巡りあうそれは偶然ではなく、過去世からの福徳によるのであると。

私どもでいえば、今世で学会員に出会って折伏された。信心をした。

そう見えるかもしれない。しかし、それは、ひとつの縁であって、

本当の因は、更に過去にある。もともと大変な仏道修行をしてきた、

”宿福深厚の人”なのである。

大聖人は、この経文について、より深く、こう仰せである。

「此の文は一句妙法に結縁すれば、億劫にも失せずして大乗無価=だいじょうむげの

宝珠を研き顕すを生値仏法=しょうちぶっぽうと云うなり所謂南無妙法蓮華経の仏法なり」

_____この文は、たとえ一句でも妙法に縁を結ぶならば、その宿福は億劫という計り知れない

長遠な年月の間にも、決して失われることはない。そして、大乗仏経の究極である

無上に高価な宝珠、すなわち衆生の胸中にある仏の尊極の生命を磨き顕していくことができる。

これを「仏法に生まれ値えり」というのであり、その「仏法」とは南無妙法蓮華経の仏法なので

ある__と。

少しでも妙法に結縁するならば、その福徳は永遠に消えることはない。

ゆえに、御本尊を信受し、広宣流布に戦っている信徒に対して、もしも

「地獄に堕ちる」等と脅かす聖職者がいたとしたら、

御本仏の御心=みこころへの重大な反逆となる。

そもそも、大聖人は、「地獄即寂光」と説かれた。

また、「無間地獄の道をふさぎぬ」と仰せになられた。

だれひとり地獄に堕としたくない、一切衆生を仏に、地獄さえも寂光に___

それが御本仏の大慈悲であられた(大拍手)。この御心=みこころを拝す時、

衣の権威で人を脅迫すること自体が「反仏法」であり「反大聖人」である(大拍手)。

実践がないから、本当の仏法がわかっていない証拠でもあろう(大拍手)。

一、そういえば先日、宗門から「破門通告書」が送られてきたが、

この「破門」も仏法と何の関係があるのか、さっぱりわからない(爆笑)。

破門という言葉は、御書にも法華経にもない(大拍手)

しかも「破門」を言うのに、この文書には、ただの一ヵ所も、経文もなければ、御書もない。

何の「文証」もなく、ただ居丈高に「ハモン」「ハモン」(大笑い)。そのこと自体が、

大聖人の仏法とは無縁の「己義」であり、

卑しい「感情」の産物にすぎないことの証明ではないだろうか(大拍手)。

「制度化された宗教は魔術となる」と言った学者がいる。真理の重要な側面をついている。

トリックに惑わされてはならない。自分の幸福のために、一家のために、人類の未来のために

(大拍手)。