投稿者:赤胴鈴之助 投稿日:2016年 7月29日(金)16時19分23秒
うえのどのごへんじ
はるのいわいごしょ。
しっぴつ、 こうあんがんねん、しょうがつまつ。       54さい、p1510。
はるのいわいわ、すでに、ことふりそうらいぬ、さては、こ、なんでうどのは、ひさしきことには、そうらはざりしかども、よろず、ことにふれて、なつかしき、こころありしかば、をろかならず、をもひしに、よわひさかんなりしに、はかなかりしこと、わかれかなしかりしかば、わざと、かまくらより、うちくだかり、おんはかをば、み、そうらいぬ。
それよりのちは、するがの、びんにはと、をもひしに、このたび、くだしには、ひとに、しのびて、これへきたりしかば、にしやまのにゅうどうどのにも、しられ、そうらはざりしうえは、ちからをよばず、とをりてそうらいしが、こころにかかりて、そうらう、そのこころをとげん がために、この、ごぼうは、しょうがつの、うちに、つかわして、おんはかにて、じがげ、いっかんよませんと、をもひて、まいらせそうらう。
おんとのの、おんかたみも、なしなんと、なげきて、そうらへば、とのを、とどめをかれけること、よろこびいってそうらう、こ、とのは、きのもと、くさむらのかげ、かようひともなし、ぶっぽうをも、ちょうもんせんず、いかに、つれづれなるらん、をもひやり、そうらへば、なんだもとどまらず、とのの、ほけきょうの、ぎょうじゃ、うちぐして、おんはかに、むかわせ、たもうには、いかに、うれしかるらん、いかにうれしかるらん。
たいごう 、なんじょう、ときみつ――。