2016年7月23日 投稿者:赤胴鈴之助 投稿日:2016年 7月23日(土)01時03分13秒 編集済 週刊朝日、文字起こし JACKさん、今日一日にちかけて週刊朝日の文字起こしできた分を投稿します。 3枚目は右側一行が、文字が見えません。 1枚目2枚目です、使えたら、使ってください。 JACKさん、忙しい方でしたら、文字起こしてつだいしますけど・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ .池田大作名誉会長独占会見の最終回である。 公判を前にした制約の中で、山崎正友元顧問弁護士の恐喝事件や醜聞、政教分離、 私生活などにつき、長時間にわたって語った池田氏は、最後に「これからの展望と活 動について答えた。 創価学会はどこに向かって走っていくのか。 巨大組織のトップとして事件の連鎖反応にどう対処するのか・・・。 江森陽弘 池内文雄 ・・・1昨年の秋以来、名磐会長は実にひんぱんに海外を訪問している。 まあ、そのたびに週刊誌などには「海外逃亡だ」とか書かれるわけですが、 なぜ、これほど海外訪問に熱心なのですか。 池田名誉会長 日本にいれば復権といわれ、演外に行けば逃亡といわれ、おもしろいですねえ。 海外での模様は「聖教新聞」を見ていただければ、わかると思いますけど…。 海外に行くのは、いまに始まったことではありません。 昭和三十五年に会長になって以来、二十年間で三十回、三十五力ヵ国ぐらい回つています。 この数年、自由世界の国々には、ほとんど行かなかったもので、強い要請があるものですか これからはできるだけ応えたいと思っています。 SGI〔創価学会インタナショナル)の会長でもあるものですから、その立場上も応えないと。 いまや、うちの海外メンパーは八十ヵ国以上にいるんですよ。 私は、結局、学会と運命を共にするというのが宿命でしょうし、この世も日墓れのごとく 早いものですから、できる限り、一人でも多くのメンバーに喜んでいただきたいと思ってるんです。 もはや日本は、北條会長中心にやっていけると思いますし、これから毎年、仏教を基調とした平和、 文化、数育の交流と会員の激励に回るつもりです。 ・・・そうすると、世界中にに日蓮正宗を布教しようとの野望を・・・・。 池田 いや、野望というのはどうも。これは自然の使命です。 かつてキリスト教が世界中に広まり、イスラム数も広まつた。マルキシズムも世界中で読まれ、実践 されました。 同じように、私は日蓮大聖人の仏法、つまり高等宗教の種をこの地球の各地にまいて回りたい。 日本は1憶、世界は四十億おりますからね。 ガンジスの流れも一滴からであり、信仰者はその法のために殉ずるのは当たり前です。 レかし、仏法を昇華した揚合には、あくまでも平和、文化、教育ということになるのです。 いまは徴々たるカですけど、この仏法を基調としながら、一人の人間として民間レベルでの国際交 流をはかりたいと思っています。 世界の平和のために、わずかでも貢献できれば、この命は惜しくありません。 ・・名嘗会長の海外訪問の内容をみると、中国とかソ連、それに東欧など、必ずしも布教とは直接 関係のない国々との交歓にかなりのウエートをおいているように思われます。 池田 仏法は人間を対象にするものです。 国の制度とか、国の政治、経済の次元ではない。 したがって、異なった制度の国々にも平和という究極の一点においては、仏法の理念と志向性は同じ なんですね。 その意味で、まず多くの指導者と会い、多くの国々の人々と率直に語り合うことが、すべての第一 歩になるという信念を私は強く持っています。 それで初めて深い仏法の理解と行動への賛同が得られるのです。 共産圏といっても、人間の集まりですからですから、われわれと同じように平和をのぞんでいると思います。 偏見でものごとを見てはならないんです。 人間という次元の連帯は仏法の最大の昇華でもあるんですね。ですから、仏注を基調としてとして、 文化、平和、教育などでかけ橋をかけることは、いかなる制度の国とでもできるとおもっております。 ・・・今年も共産圏諸國に? ええ、五月には五年ぷりソ連に行く予定にしています。 教育省ならびにモスクワ大学の招待になっています。 創価大学の学長をはじめ数人の教授と一緒に行く予定です。 この訪ソの目的は、創価大学とモスクワ大学の教授、学生の交流協定の期間延長の協議にあります。 また、先ごろ亡くなられたコスイギン首相のご家族に会うことです。 あの人とは二度ほど会ったことがあるんですよ。それに急逝されたホフロフ.モスクワ大学前総長の 墓参もしたいと思っています。 なお、できれば最高首脳と会って、ギクシャクしている日ソ関係の改善に少しでもお役に立てれば と思っている。 日本人のソ連に対する見方も率直に伝えてくるつもりです。 東欧の各国からも数年前から正式な招待を受けているんですけど、今回は時間の関係でブルガリア からイタリアへ。 あそこには結構メンバーがいるんですよ。でも、私のもう一つの義務は、民主音楽協会の創立者でもあり、 本場のオペラ、ミラノのスカラ座を本年九月ごろに目本に呼呼ぶことなんです。 四百数十人からなる大オペラになると思います。 フランス、ドイツなども数年訪問していませんし、メンバーが強く待っているので、研修道場で講義や 指導をしてくるつもりです。 それに引き続きアメリカに渡ります。それは、シカゴに二万数千人を集めて七百遠忌記念としての 世界文化祭を開催する予定なんです。 なお、いつぺん帰国してからアメリカに行き、第二回創価学会インタナショナル総会に出席することに なっています。 そのあと、いろいろ考えておりますが、東南アジア。来年になったら、南米各国、できれば中国へも… とても休ませてくれそうもありません。 ・・・これからは海外、主体の活動に専念し、日本の学会そのものは、北條会長以下に全面的に任せると いうことになるわけですね。 池田 そのとおりですし、そうなってもらいたいのが私の念願なのです。しかし、国内でも、十年以上も行って いないところもあるし、北條体制を守るために日本中を回りたいという気侍ちもあるんですよ。 ただ、海外もずいぶん長い間行ってないので、海外が多くなると息います。 そのほうがさまざまな角度からみて大きな効果があると思っているからです。 Tweet