投稿者:陽光メール 投稿日:2016年 4月 1日(金)01時31分4秒   通報
文面は続く。「貴殿の行為は、組織の名誉を損ずるものであり、会員をトラブルに巻き込み、あきらかにSGIの利益を損なうものである。従って、このような振る舞いはSGIにおいては容認するわけにはいかない。

しかしながら、我々は、貴殿が誠心誠意心を入れ替えることを望んでいる。本監査委員会は貴殿を6か月の活動停止処分とすることを決定した。貴殿の会員権は現時点では除名には至っていないことに留意して欲しい」…….私が誠心誠意、心を入れ替えるとはどういう事だろう?この文章は脅し文句に通じる。私は、先生の指導を忠実に実行している。これ以上、心を入れ替えるとはどういう意味であろうか。

手紙は続く。「しかし、この手紙に書かれた趣旨に貴殿が反する行為があれば、更なる検討を要することになる。また、(停止処分の終わる)6ヶ月後に貴殿に会員復帰の要求に2ヶ月間与えられる。もし、その間に、貴殿の振る舞いに変化が現れた場合は、貴殿の会員権は再評価される」とあり、何と上からの目線であることか。

一般の裁判では、犯罪者であっても、法廷では弁護士がつく。そして、被告の弁明が認められているのだ。しかるに、学会の決定は問答無用で有無を言わさない一方的決定を下して処分するのだ。処分対象者の言い分は一切聞く耳をもたない。会話もない。対話もない。ないないづくしなのだ。このような裁断をカンガルー・コートという。いわゆる「リンチ」と呼ばれるものである。仏法民主主義・人間主義とはあまりにも遠くかけ離れているものだ。

そして、この手紙の作成者であるリージョン・リーダーの●T氏のサインがあり、この手紙は、フロリダ・ゾーン長、およびゾーンの幹部数名にも送られている。傑作なのは、信心50年の誠意ある会員に対して、何の対話もなく道理的説明もなしに、いきなり問答無用で会則条項の第64条を記した一枚の紙きれで処分を決定したことであった。あ~、この人達も信心が悩乱してる、と思った。

これは、一人を大切にする仏法の人間主義とは真逆な方向に走っていることを如実に証明するものである。如何に先生の名前を使おうとも、SGI-USAの執行部も含む本部の執行部が如何に池田先生の教えとは真逆な方向に変化を遂げているかを物語っている。

前理事長の永●氏は確かに御書をよく勉強している。しかし、御書根本、三代の会長指導を根本にすれば創価学会が変な方向に進んでいることは常識的に分かる筈である。正直、彼の振る舞いには失望した。

彼は、毎月の如く日本に行き、先生からも直接何十回もの指導を受けている。また、教学部レポートにあるように理事長会等の会合にも参加していた筈である。会則変更の前後の内容はアメリカでは彼が誰よりも一番把握・理解していた筈である。人の心は分からない。

永●前理事長は、若い頃は先生に死ぬ覚悟でついて来た人だった。彼の真剣な求道心を私達一般会員も理解している。ある時、そういう永●氏に先生は「君はヤクザである。私は私のために命を賭けて戦うヤクザは要らない。私は、私の心を分かる弟子が必要なのだ」(趣旨)と先生から直接言われたらしい。

彼のこの体験談は彼自身の口から聞いたことがある。長い間、幹部を続けていると、化他自在天が知らぬ間に身に入り、執行部に感化され保身に走り、先生の心が分からなくなったのであろうか。人の心も時移れば変わるのであろうか。私はどのようなことになろうとも、先生の心を我が心として一生信心を続けていきたい、と再度決意する。