鬼さんこちら 投稿者:鬼たいじ 投稿日:2015年 2月16日(月)12時50分48秒   通報

またまたこんなん落ちてましたけど(塊努笑)

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京都乃鬼新聞
2015-2-16

紙上座談会⑦

編集長:今回は紫鬼さんからご指摘があった「(教学部は)御本尊に関する三代会長の御指導を『僧俗和合時代の指導』であると言って、いとも簡単に切り捨てている!」との問題提起について皆さんで語って頂きます。

赤鬼:宗門からの「解散勧告」「破門」は、平成3年の11月だったな。

編集長:ですが、前年の12月に、池田先生は正当な理由も無く、今回の急な会則変更と全く同じく(笑)、日顕宗側の「急な宗規改正」により総講頭罷免されました。

赤鬼:では事実上、池田先生の「僧俗和合時代の指導」とは平成2年12月までだな。

青鬼:その嵐の中で、池田先生はこう言われている。

「世界的宗教学者(ウイルンソ教授)も『本山なら本山といった特定の場所に行かなければならないというような宗教は、世界宗教とはなりえない』と断言している。この点、学会員は各家庭において御本尊を受持しており、世界宗教にふさわしい態勢の基盤がすでに出来上がっている。また受持していない人も御本尊まします会館や拠点に行くことができる。各家庭、各会館等の御本尊は、大御本尊の『分身散体』の意義で、まったく同じ無量の功徳を具えておられる」(平成3年11月9日)
赤鬼:今回の会則の説明では、この「大御本尊の『分身散体』の教義」を「大聖人の仏法に違背するもの」と断じているぞ。「池田先生が大聖人の仏法に違背」しているとでも言うのか?
黄鬼:大御本尊を巡っては、いろいろな研究がある。それはそれで大いにやればいい。だが、学会の大方針は、こうした池田先生の御指導で確定している。今になって云々する必要もない。

橙鬼:いやそれどころか、今の今でもやな、池田先生から会則変更に関して肯定する明確なご発言、ご指導はないで!
おかしなハナシやろ?

紅鬼:話を戻し進めるが、この年の同じ月には、一閻浮提総与の大御本尊こそ「出世の本懐」と言われているぞ。

「全世界の人々が信じて平等に成仏できるからこそ、『一閻浮提総与』の大御本尊であられる。また、この大御本尊を世界へと広めてこそ、一閻浮提広宣流布である。(中略)どこまでも大御本尊こそ、大聖人の『出世の本懐』であられる。そして、私どもが日々拝している各会館、家庭の御本尊は、大御本尊とまったく同じ仏力・法力を具えておられる」(平成3年11月18日)

藍鬼:会則では、この池田先生のご指導に反し、「出世の本懐」の内容も簡単に変えてたな。
紫鬼:また、一閻浮提総与の大御本尊を「受持の対象にしない」と言うなら、こういう御指導も間違いだったと言いたいのか?

「『一閻浮提広宣流布』に進んでいるのは学会である。ゆえに、学会の『信心』こそが『一閻浮提総与の大御本尊』に深く通じ、大功徳を頂戴してきた。その『信心』ある限り、だれ人も大御本尊と私共の間を『切る』ことなど出来るはずがない。電波は宇宙を駆ける。月とも交信できる現代である。いわんや信心の『一念』は『法界に遍し』で全宇宙に通じていく。(中略)ともあれ、わが創価学会、SGIの同志の皆様こそ、永遠に大御本尊をお護りしゆく『使命の仏使』であられる。その皆様に、大御本尊の加護は絶対と確信していただきたい。信心とは、道理の上に立った『確信』であり、その確信が一生成仏の因となる」(平成3年12月8日)

紅鬼:そうだな。これも平成3年11月、宗門から破門された以降の御指導だ。教学部が言う「僧俗和合時代」ではないんだ!
藍鬼:しかも池田先生は「誰れ人も大御本尊と私共の間を『切る』ことなど出来るはずがない。電波は宇宙を駆ける。月とも交信できる現代である。いわんや信心の『一念』は『法界に遍し』で全宇宙に通じていく」との御指導。
紫鬼:それに対して原田会長は、「あたかも『電源と端子』の関係であるかのような本尊観は、(中略)かえって世界広布を阻害するもの」と言いっている。
赤鬼:原田会長は、池田先生の御指導とは真逆の事を言っているのではないか?

赤鬼:これ以外にもあるぞ!
学会が日寛上人書写の御本尊を授与すると発表した時期にも御指導されている。

「大聖人の出世の本懐である一閻浮提総与の大御本尊が信心の根本であることは、これからも少しも変わらない。(中略)世界のいずこの場所であれ、御本尊を信じて、純真な『信心』の一念で唱えた題目は、即座に大御本尊に通じていく。『登山しなければ功徳がない』などというのは、先師の指南に背いた大邪義である」(平成5年9月16日)
紅鬼:「謗法の地にあるから受持の対象にしない」という論理も、すでに次のこの御指導で決着済みだ。何も付け加えることはない。

「大御本尊は、全人類に与えられた御本尊なのである。ところが日顕は、自分を崇拝させ、自分の言うことを聞かなければ拝ませない、と大御本尊を完全に私物化している。それだけでも御本仏の大慈大悲を踏みにじり、大御本尊の『一閻浮提総与』の意義を否定し、広布を妨害する『悪魔』等の行為である。

しかも日顕は、仏意仏勅の創価学会を破門し『広宣流布を断絶させよう』とした。仏敵日顕が支配している大石寺は、大聖人の魂が住まわれていない身延の如く『謗法の地』と化してしまった。
今、大石寺に参詣すれば、功徳があるどころか、大聖人のお叱りを受けて、罰を受けるだけである。

一閻浮提総与の大御本尊が、信仰の根本であることは、少しも変わりはない。しかし、大御本尊に御目通りするために日顕に供養することは、日顕の謗法を容認することになる。謗法の僧を支えれば、同じ罪を得てしまう。『与同罪』といって、いわば共犯者になるのである。

謗法に与同して、大御本尊に御目通りしても、『仏敵と戦わず、かえって供養するとは何ごとか』と、大聖人から厳しく叱責されることであろう」(平成5年11月7日)

青鬼:明確だな。まとめてみると、池田先生は教学部がいう「僧俗和合時代」以降でも、こう御指導されている。

①大聖人の出世の本懐である一閻浮提総与の大御本尊が信心の根本であることは、これからも少しも変わらない。

②だからと言って、大御本尊に御目通りするために、謗法の地と化してしまった大石寺に参詣すれば日顕に供養することになり、日顕の謗法を容認することになる。つまり『与同罪』になる。

紫鬼:全く明確な御指導だ。心から納得出来る。
しかし、学会執行部は何故、急にこれらの池田先生の御指導を否定してまで会則(教義)変更しなければならないんだ?
藍鬼:全くないはずだ。
紅鬼:会則に
「第3条 牧口常三郎初代会長、戸田城聖第二代会長、池田大作第三代会長の『三代会長』は、広宣流布実現への死身弘法の体現者であり、この会の永遠の指導者である。」とある。
紫鬼:行き詰まったら原点に帰れの御指導通り(平成10年8月28日)、時の会長よりも、永遠の指導者である池田先生の御指導に従うのが創価学会員ではないか!

編集長:ありがとうございました。次回は「遠藤文書」について検証してみましょう。

つづく
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