投稿者:谷川ひろし   投稿日:2015年 7月18日(土)11時42分5秒     通報
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岩見氏
「首相公選制について、名誉会長はいいんじゃないかというお考えとうかがっていますけど」

池田氏
「否定はしません。新しい日本の何かを生み出してもらいたいという意味で。何だか全然、政治が面白くないから」

岩見氏
「仮に首相公選制を導入するとなると、憲法改正を必要としますね」

池田氏
「そうなんです。私は絶対に第9条だけは変えてはいけないと思います。その他は、
やむを得ない場合があるかもしれないが」

岩見氏
「憲法を見直すこと自体はいいと」

池田氏
「その通りです。議論は結構だ。9条は変えてはいけない」

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北村氏
「創価学会は70年を超えました。今、創価学会はどういう段階にあるのでしょうか。
長年、指導者の立場にある点をどうお考えですか」

池田氏
「ほぼ日本の1割に(会員数が)なりました。基盤が出来上がったと見ています。
当然指導者がいなければ、組織は正しい方向に動きません。とともに、皆に責任を持たせ、
青年を育てていかなければ、どんな団体であっても安定と発展、持続はできなくなるものです。
独裁など有り得ないし、時代遅れです。学会の運営は、役員会議・中央会議などを中心に、
民主的にみんなの意見を最大に尊重して行っています。会議も私があまり出ると皆が遠慮しては
いけないと思い、原則として出ないように心がけています」

岩見氏
「何か新しい独裁みたいな感じもしますが。(笑)」

池田氏
「どう見られても、私は構いません。全部、自由ですから。ただ、私も名誉会長として、
会則通りに働いています。独裁であれば人は育ちません。世界にも開けません。
独裁は臆病です。必ず滅びます」

北村氏
「名誉会長、最近までずっとマスコミに登場しなかったのですが、最近、朝日新聞への
寄稿から始まり、登場が続いています。何か思うところがあってですか」

池田氏
「創価学会というと、すぐに公明党と見られがちです。その公明は自民と一緒になってます。
一般の方々は学会も同じように、つながってしまっていると思われかねません。
そのように思われることは学会にとっては非常に迷惑なことです。
心ある会員にしかられます。また離れていきます。
そこで、創価学会の主体性を明確にしておかないと、内部的にも納得を得られないと思って発言を
多くするようにしました。

私たちは、公明党を支援するために信仰しているのではない。宗教は人間と人間との心の連帯です。
もはや党派性の時代ではない。それでは必ず行き詰る。あくまでも人間です。人間のための、
人間による宗教活動を、私たちは進めていきます」

■ ■ ■(おわり)