投稿者:信濃町の人びと   投稿日:2015年 7月18日(土)02時16分0秒     通報
もう夜中なのだから落ち着きましょうよ。

で、やや徒然に書きます。

昔、矢野の明電工事件の時です。
ある婦人部のブロック担さんが、あの事件はおかしいと声をあげました。同調する方が数人でました。
テレビで緊急特番組まれたりして世の中では大騒ぎです。
割と大きな騒動になり、上から県の幹部が入ってきました。
秋谷会長を筆頭に学会総体は矢野を擁護、弁護団をつけました。

現場では公明党は清廉潔白で正義の党、疑惑は嘘であると徹底的な個人指導を展開し力でねじ伏せました。
私も学生部でしたがその家の家族や親戚が自分の担当組織のメンバーだったので何度も個人指導に入りました。

その婦人部は役職を外されました。また一部のメンバーが個人的に集まらないよう現場地域で注意するような警戒態勢となりました。沈静化しましたが感情的なシコリが残りました。
結果的に矢野は委員長を辞任したものの、それらメンバーに対して組織的フォローはありませんでした。

この少し後に第二次宗門問題が発生しました。
その時のメンバーの一部が脱会し寺に行きました。
その後、この脱会組みから執拗な組織撹乱があり脱会者がさらに出ました。
当然脱会者に現象が出ましたが。
今から思うと、その後に矢野仏敵を打ち出した訳ですから、公明党に対する批判的行動は正しかったわけです。

可哀想なことをしたと私は時々悩みます。
あまりにも悲惨な結果に追い込んだからです。
個人的な責任はなくとも一人の信仰者として日々当時の人たちのことを祈らずにはいられません。
組織は必ずしも正しくないことがあるのです。

近年、組織の指導が誤っていたことをきっかけとして、偽本尊の映像などに騙されて脱会されている方が少なからずいることはご存知だと思います。

組織や役職者がどれだけ一人ひとりの悩みや課題に寄り添っているのか。ここはこの掲示板に賛同されない方にも考えて欲しいところなのです。ネットなどを使い様々な形で個人が繋がりたいのは本物の指導がないからではないでしょうか。

先日、学会は原点に戻れ!
と申し上げた理由もここにあります。安保法制のあり方も本来の池田先生の指導性に反しているから皆さんが声をあげているにすぎません。これを力で抑制しようとしたら大きな反発を産むのは当たり前です。庶民という原点を忘れた貴族的体質に我慢がならない。これなんだと思います。