投稿者:信濃町の人びと   投稿日:2015年 3月22日(日)19時11分45秒     通報 編集済
破折精神を学びたいと思います。

池田先生は、悪しき権威・権力に対して闘わない日本人の本質を、念仏の害毒であると、断じています。これは、日蓮大聖人の御書からも明らかです。

あるご指導で、日本人の精神風土は、

”長い物には巻かれろ”
”寄らば大樹の陰”
に代表されると。

日本社会に巣食う根本的な悪を

創価学会最高幹部
矢野に、代表される公明党
宗門

であると早くから断じられています。

54年問題の位置付けは、単なる会長辞任ではなく
学会が師弟の精神を失う問題であり、日本社会を切り開いてきた創価学会の根本的な精神を問われた大問題である。
こう捉えなくてはいけないのではないか。
日本の潮たる創価学会は実質的に潰れた。
そう見るべきなのです。

池田先生は、会長辞任後の心情について
世界に向けて、新たに第二の創価学会をつくるのだ。
本当の師弟を、本当の学会をつくるのだ。

鎖に繋がれた師子は今、放たれたのだ。

このように話されているのです。
この悪しき権威・権力を打ち破る戦い
すなわち、日本の精神風土を変える戦い

これこそが、わたしの本当の戦いである。と。

これは会長辞任後、復権された数年後に
辞任時の状況や心情を吐露された、ある会合での師子王のごとき宣言でした。(1987年)

この宣言どおりに、後に

矢野、竹入の悪1(1988年ごろ)

第二次宗門問題(1990年ごろ)

学会幹部の悪(2004年ごろ)

が明らかになってきました。

誤った思想、哲学には
師子王のごとき破折精神で戦うべきです。

悪との闘争に妥協はありません。
創価学会の戦いとは、日蓮大聖人と同意の戦いであり、破折精神こそ肝要なのです。
戦後、創価学会が大功徳を受けて、拡大できたのは
この精神があったからです。

今の創価学会にこの精神が消えてきている。
そう感じている方が多くいるのではないでしょうか?

先生が参加された、最後の本部幹部会での
壇上のやりとりで、昔の学生部はよかったなぁ。
昔みたいに縦線にはできないのか。
原田会長とこのようなやり取りがあったのは、
個人的には、やはり闘争心が薄らいでいることを
言われていたのではないか。
先生の心情は推し量れませんが、個人的にはこのように感じています。

聖教新聞には、悪に対する闘争する池田先生のスピーチは掲載されなくなりました。

また、公明党も権力に追従するだけの政党になりました。

異文化や他宗には対しての寛容精神と
悪への妥協なき破折精神は、別のものではありません。
池田先生の指導からも明らかです。

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御書と師弟から抜粋

念仏の哀音を破折

ここで、本抄の時代背景を確認しておきたい。
この「法華経題目抄」は、文永3年(1266年)の正月、大聖人が安房国(現在の千葉県南部)で 認したた められました。いまだ念仏に執着を持っていた女性に、力強く法華経の題目の大功力を綴られております。

「女人は法華経を・はなれて仏になるべからず」、「常に南無妙法蓮華経と唱うべし」と明快に励まされているのです。
当時、念仏宗では、法華経を捨てよ、閉じよ、 閣さしお け、 抛なげう て( 捨閉閣抛しゃへいかくほう )と説いていた。

法華経という人間生命の尊厳性を説き切った大法を「捨閉閣抛」することは、実は自分自身の尊極の生命を「捨閉閣抛」することにほかならない。それでは、希望を捨て幸福の道を閉ざしてしまうばかりであります。

大聖人は、こうした人々の生命力を奪う邪説の哀音を、鋭く破折し抜かれたのです。
今日の時代相も、同様の風潮が色濃く現れています。

確かな哲学に目を閉ざし、小さなエゴに閉じこもりがちで、未来への希望が持てない青年も少なくない。人と人が織りなす交流の縁起を断ち切ることは、人生の豊かな宝を自ら「捨閉閣抛」することになってしまう。

「当世は世みだれて民の力 よわ弱 し」と、大聖人は慨嘆なされました。
生きる活力が弱まれば、新時代を創る息吹も生まれません。

いうならば、捨閉閣抛の悪弊ともいうべき閉塞感・虚無感を打破しゆく根本のエネルギーこそ、妙法なのです。

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小説「新・人間革命」 第17巻「緑野」

青年が悪を見破り、打ち破っていかなければ、健気な同志が、民衆が、かわいそうです。
悪は放置しておけば、必ず増長し、蔓延する。
現代の不幸の根源は、悪を見ても見ぬふりをし、それが寛容であり、平和的な態度であると、錯覚していることです。
邪悪との闘争を忘れれば、幸福も平和もない。ダ・ビンチは『悪を罰しないものは悪をなせと命じているのだ』と鋭く叫んでいる。慈悲ゆえに、民衆の幸福を願うがゆえに、正義の声を放っていくんです。