投稿者:備忘録者  投稿日:2015年 2月21日(土)21時08分28秒    通報 編集済
総本部の御本尊と日蓮世界宗創価学会会憲の問題点
1.御本尊教義変更と会憲制定の計画

■いわゆる「戒壇の大御本尊」から決別し、総本部に安置される「学会常住御本尊」 をもって創価学会の根本の御本尊とする。
■教義上の大転換の計画が進んでいる。その大転換が、総本部完成という今の時に合わせ、「池田先生の強い意向」として発表されるのです。総本部である「広宣流布大誓堂」に設置される池田先生の碑文 にも、「学会常住御本尊」が「大御本尊」であると明記されています。(※2013年秋はそういう状況にあった;あえて補完的に注記しました)

さらに、総本部完成とともに世界宗教としての体制も完成させるという構想のもと、 全世界の創価学会の憲法である「日蓮世界宗創価学会会憲(世界創価学会会憲)」 が制定され、これに合わせて「創価学会会則」も改定される運びとなります。

「会憲」には、「学会常住御本尊」や「広宣流布大誓堂」を信仰の根本にする旨が謳われています。

また、「日本創価学会会長」が「世界創価学会会長」に就任するとい う規定が明文化され、「日本創価学会会長」一人が、教義・人事・財政・活動方針 の全てにおいて世界の SGI 組織をコントロールする体制が打ち立てられることになります。

計画は十分な検討も準備も欠いたまま、拙速に進められており、学会にとって非常事態です。

①実現すれば、国内外の会員の信仰が根本から動揺し、組織も混乱し、日本 と各国のSGIとの関係も悪化し、結果として創価学会が衰退を余儀なくされることは必至です。

②全てが「池田先生の強い意向」として推進されているため、池田先生の 歴史と業績が致命的に汚され、一切の混乱の責めが池田先生一人に集中する事は確実です。

■ 教学部としては、「戒壇の大御本尊」を巡る議論については、ある時期に決着をつけなければならないのは確かだが、学会が過去何十年にも渡って尊重してきた経緯 があるので、拙速に事を進めて教義の根幹が混乱したり、会員の信仰が動揺したり しないよう、慎重の上にも慎重を期して取り組んでいくべきだと訴えてまいりました。しかし、こうした訴えは、推進派の方々から、にべもなく撥ねのけられ、「付いてこられない会員が少しばかりいても仕方がない。多少の血が流れるのは当然だ。 上がやると言ったら、その通りにやれ」など強要され続けております。