投稿者:イササカ先生 投稿日:2015年 2月27日(金)10時26分25秒

サザエさんから「遠藤文書」なるモノがネットで公開されていることを聞きました。
遠藤文書とは、遠藤元総合教学部長から長谷川本部長に提出された
二つの文書(一つは無題、もう一つは「御教示・御教導願い」と題されている)です。

現在、この「遠藤文書」は全文がネットで公開され、
広く会員の間で読まれるようになりました。
イササカが遠藤文書を一読して率直に感じた感想は、内容はともかく、
まるで録音か何かしたモノを書き起こした文体のようだ、という印象を持ちました。
「遠藤文書」を読まれた方は、もう内容をご存知だと思うので、
その文中で特に注視すべき問題点を二つに絞って見ていきたいと思います。

まず、その第一は「分派活動」ということについてです。
そもそも学会内における「分派活動」とは、どういうことをすれば分派活動と見なされるのでしょうか。それを解明するために、会則の【第1章 総則(三代会長)】を見てみましょう。

そこには、「第三条 牧口常三郎初代会長、戸田城聖第二代会長、池田大作第三代会長の『三代会長』は、広宣流布実現への死身弘法の体現者であり、この会の永遠の指導者である」と明記されています。
この第三条の意味するところは、創価学会における根本の理念や学会指導は、
永遠に「三代会長」が中心であり、基準である、ということです。

この意味から考えていくと、先生の指導理念を中心としない言動や行動、先生の指導に反する言説や活動をする人は、「分派」あるいは「分派活動」と見なすことが出来る――と定義することができると思います。

しかもこの会則の範囲は、役職の上下を問うことはありません。
つまり、第四代以降の歴代会長や最高幹部から末端会員に至るまで、この定義は適用されるということです。

そこには会長だから何をやっても、何を決めてもいい、また一会員だから何を言っても、どんな行動をしてもいい、ということではありません。

創価三代の指導に反する行為は、会長であれ、会員であれ、
会内ではすべて「分派・分派活動」と見なされる可能性があるということです。
これが会則で文字化された言葉の重みです。
要するに、創価学会が「三代会長」を永遠の指導者であると明記している以上、
御書と三代会長の指導に照らして、それらに反する行為をしている者が「分派者」であり「反逆者」ということです。