投稿者:解説者  投稿日:2014年12月12日(金)18時52分18秒    通報
ルノワール絵画をめぐる使途不明金事件は不可解な事件だ。なぜ副会長が間に入るのか。それも弁護士の副会長がだ。
当初の説明では立ち会ってない。紹介を頼まれたと説明していたが。

週刊誌などのマスコミ報道があり、さらには警察の操作や国税の調査もあり、ご本人の釈明も二転三転。

不思議です。絵の売買ならば直接専門家や美術館が行えばよい。
所有権についても普通のビジネスではないですね。

お金はどこから出てどこに消えたのか。

この取り引きは、画商が何人か仲介し、三菱商事が介在したが、後に税務署の調査で15億円の“使途不明金”のあることが発覚。
後に三菱側でも問題となり株主総会でも議題に出た曰く付きの事件です。

経過は以下の流れ。

1989年、三菱商事が創価学会幹部の依頼を受けて、フランス印象派の巨匠、ルノワールの絵画二点(「浴後の女」「読書をする女」)を都内の画商から21億2500万で購入し、創価学会系の東京富士美術館に41億円で売却。

ところが三菱商事は「絵画はフランス人から36億円で買った」と国税庁の調査員に虚偽の報告。

1991年、残る15億円が受け取り人不明金になってしまったという矛盾が発覚。

その後の調査で、陶磁器販売会社や経営コンサルタントに仲介手数料として12億円を支払っていた事実が判明し追及されたが、この疑惑は解明されていない。
しかも残る3億円が不明になっているという疑惑が依然として残る。

疑惑の眼は、三菱商事と創価学会とのビジネスにおけるきわめて密接な関係(同商事は創価学会の墓苑事業で莫大な利益をあげているとも噂されている)にも向けられている。

この両者に密接な関係があることから、三菱商事が不明朗な15億円の一部を創価学会にお礼として差し出すためにやったのではないかという疑惑がある。