投稿者:信濃町の人びと  投稿日:2014年11月24日(月)09時13分7秒    通報
おはようございます。先生のご指導を拝して今日も元気に出発です。
「虚言」は罪悪
一、同じイギリスの知性である、作家オーウェルも、断固として、正義の言論の矢を放った。
社会に流布された虚偽の報道に対し、自分の目で見てきた事実に照らして、「この話は絶対に嘘です」と断言する。
その際、自らの信念を、こう記した。
「言論界では中傷されている人々のために正義を求めるのです」〈塩沢由典訳「レイモンド・モーティマヘの手紙」、『オーウェル著作集I』所収、平凡社〉
さらに、ドイツの哲学者カントは指摘する。
虚言は「他人の権利の毀損」となる。それは、虚言を弄する者自身の「人格に対して罪を犯すこと」であり、人間を軽蔑すべきものに貶める「恥ずべき行為」である、と(白井成允・小倉貞秀訳『道徳哲学』岩波文庫)。
嘘がはびこる社会では、人権が、人間の尊厳が踏みにじられる。
だからこそ、正義は沈黙してはいけない。
後世の人々の希望となり、鑑となる歴史を残すためにも、断じて正義を勝ち栄えさせていくことだ。
いわんや、広宣流布は最高の正義の拡大である。
「創価学会は、正義の中の正義の団体である。ゆえに、絶対に勝たねばならない」
これが、戸田先生の厳命であった。

邪悪ヘこの攻撃精神をもて!
一、あの熱原の法難の渦中、日蓮大聖人は、日興上人をはじめ門下に仰せになられた。
「あなた方は、恐れてはならない。いよいよ強く進んでいくならば、必ず、正しい経緯が明らかになると思います」(御書1455㌻、通解)
この法難は、幕府の強大な権力者・平左衛門尉による大聖人門下への、狂いに狂った迫害であった。日興上人等とともに熱原の農民の弟子たちは、讒言や謀略などに一歩も退かず立ち向かって、戦い抜いた。
大聖人は、本抄だけでなく、常に、門下たちに「少しも恐れてはならない。強く強く戦い抜け! そうすれば必ず仏になる。正邪は明らかになる」と打ち込んでいかれたのである。
この何ものをも恐れない「師子王の心」に、寸分違わず行動されたのが、創価の父・牧口先生であり、戸田先生であられた。
牧口先生は言われた。「戦えば戦うほど、こちらが強くなればなるほど、仏法勝負の実証は早く出てくる」
戸田先生も、繰り返し叫ばれた。
「折伏精神以外に信心はないと、覚悟することだ」
「折伏の『折る』というのは、悪い心を折る。そして折伏の『伏する』ということは、善い心に伏せしめるということだ」
さらにまた、戸田先生は、次のように徹して教えていかれた。
「悪に対する反撃の根性を持て!」
「信心とは、邪悪への攻撃精神である」
この攻撃精神で戦い抜いてきたゆえに、学会は、世法や国法においても、そして仏法の上でも、正義の勝利を燦然と刻んできたのである(大拍手)。