投稿者:地方の会員  投稿日:2014年11月 8日(土)09時50分2秒
■ ただ一方、「戒壇の大御本尊」については、「会憲」案で「(この会は)一閻浮提総与・三大秘法の御本尊を信受し」としていることから、「創価学会会則」の「一円浮提総与・三大秘法の大御本尊を信受し」という条文や、勤行要典の「一閻浮提総与・三大秘法の大御本尊に南無し奉り」という御祈念文も、それに合わせて修正する方針を決めたとのことです。「大御本尊」の「大」は、たった一文字ですが、教義的には極めて重要な意味を持ちます。そもそも「創価学会会則」は、2002年に改訂されたばかりです。改訂に際し、当時の斉藤教学部長は、次のように発表しています。「(会則には)『一閻浮提総与・三大秘法の大御本尊を信受し』とありますが、これは、創価学会に貫かれてきた『大御本尊への信心』の本義を示したものです。大聖人は、熱原の法難において民衆が不借身命の信心を現したのに呼応して、弘安2年10月12日に出世の本懐として大御本尊を顕されました。幸福と平和を求めて真の強き信仰心を起した民衆の心にこたえ、末法万年にわたる全民衆を救うために、日蓮大聖人は衆生救済・仏国土成就・広宣流布実現の大願を込めて出世の本懐の大御本尊を顕されたのです。この大聖人の心に呼応して同じく広宣流布の大願を起こし、民衆救済の実践に邁進していく強い信心こそ『学会の信心』です」2002年に決めたことを、わずか11年しか経っていないのに、全く正反対の方向に改めるというのです。しかも、今回の改定案に「一閻浮提総与・三大秘法の御本尊を信受し」とあるなかに「戒壇の大御本尊」が含まれるか含まれないかについて、
原田会長は「含まれる」と言い、秋谷議長は「含まれない」と言い、推進側の中でも全く見解が一致していません。しかも秋谷議長は「『戒壇の大御本尊は信受の対象ではない』と、とにかく、まず会長が大々的に発表してしまえばいいんだ。そのあとで上手く説明を作るのが教学部の役目じゃないか」と主張する始末です。

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