投稿者:赤胴鈴之助 投稿日:2017年 3月 8日(水)03時44分25秒   通報
神奈川の地は、世界に通じる港である。

ここから、私は「一閻浮提広宣流布」との大聖人の御遺言を遂行する決意を、
新たにした。そして、「正義」という二字を書き記した。

この意義を深く留めて後世に伝えてほしいと、側にいた数人の弟子に託した。
五月五日のことである。

いったん帰京した私は、東京の開拓の新天地、第二東京の拠点・立川文化会館
に向かった。

すでに、夕方近かった。別な世界を見る思いで、まさに沈みゆかんとする夕日
の光景を、しばし呼吸した。

夕暮れの立川に着くと、その清楚な頬に頬ずりしたいような、憧れの月天子
が、顔を見せてくれた。
私は一詩を詠んだ。

西に満々たる夕日

東に満月煌々たり

天空は薄暮爽やか

この一瞬の静寂

元初の生命の一幅の絵画

我が境涯も又

自在無礙に相似たり

この日、五月十一日の日記に記したものである。

世界の創価学会は、太陽と同じく、太陽の生命で、永遠に転教を休むことな
く、進みゆくことであろう!また、断固、勝っていくことであろう!