投稿者:帰国子女 投稿日:2017年 1月26日(木)10時10分41秒   通報
海外在住さまがT橋欧州女性部長(現・欧州総合女性部長/旧姓・F田栄)について触れていましたので、そのことについて書かせていただこうと思います。あれはT橋欧州女性部長がドイツに派遣されたばかりの20数年前のことでした。その日、南仏トレッツ研修会では、空き時間に日本人だけが集められたようでした。

その席でT橋欧州女性部長は、昭和54年4月24日の池田先生の辞任に続く、創大体育館において7つの鐘を打ち鳴らすはずだった大切な5・3の総会について語りはじめました。

以下、T橋欧州女性部長の話です。
執行部は、5・3の総会では会場に池田先生の椅子を置かないことを決定し、総会の前日に誰かがこのことを直接、先生にご報告しに行くことになりました。当時、全国女子部長で、池田先生の秘書のような仕事もしていたT橋欧州女性部長は、先生にそのことを告げるのは自分しかいないと思い、その役目を買って出たといいます。

池田先生のご自宅に行って「先生、明日の総会には、先生のお席はありません」と言ったところ、池田先生は「栄、お前、個人的にはどう思う?」と訊かれたそうです。
それに対し、「執行部みんなで決めたことなので、私もそれに従いたいと思います」と答えたところ、おそばにいらした奥様がギロリとにらんだそうです。
その瞬間、彼女はなんてことを言ってしまったのか、できることならば、その言葉を引っ込めたかったと涙ながらに語りました。
その話を聞きながら、そこにいた欧州各国幹部は、非常に感動したらしいです。

その翌年、フランスのシャルトレットで欧州サミットを開催したおり、T橋欧州女性部長は、今度はご指導の場で各国幹部を前に同じ話をしたそうです。力強く語ったことで、会場はシーンと静まり返り、婦人部幹部はもとより男性幹部も胸を打たれたようでした。

ところが、ドイツの青年部長が「あなたは、常々、師弟不二が大事だと言っているのに、なぜそのようなことをしたのでしょうか?」と質問しました。

するとT橋欧州女性部長は、かしこまった顔から一転して「私だけがやったんじゃありません。秋谷会長も、森田理事長も、今の執行部みんなでやったんです!!」と答えました。

その後もT橋欧州女性部長は、欧州各国をまわって幹部を集めては、この話をしました。特にドイツの幹部の前では、新しいエピソードを加えました。それは、当時の執行部や四者の幹部(十数人)が署名して、池田先生に辞任を迫ったという恐るべき秘話でした。彼女が署名したことは、言うまでもありません。

大半はT橋欧州女性部長の話に感動しましたが、中にはこの話を受け入れられず、T橋欧州女性部長に不審をもつ人も出てきました。自分がいかに池田先生に近かったかを印象付け、懺悔しているように見せかけて、欧州幹部の歓心を買い、自分が素晴らしい幹部であるかを見せつけようとしているという見方です。
しかし、その方々は、やがてT橋欧州女性部長夫妻になにかにつけて目の敵にされるようになってゆきました。

T橋欧州女性部長が4・24の話を欧州各国で指導していることを、SGIは信じようとしませんでした。逆にSGIは、まったくのデタラメを話してT橋欧州女性部長をおとしめようとしているとかんぐったようでした。念のため、SGIからこのことで事情を訊かれたT橋欧州女性部長は、「青年に頼まれて1回だけ話をしました」と答えたそうです。
しかし、やがてその嘘はバレたのでしょう。T橋欧州女性部長は、欧州総合女性部長となったのでした。