2017年1月14日 投稿者:寝たきりオジサン 投稿日:2017年 1月14日(土)22時15分11秒 通報 聖教2006年9月5日 池田名誉会長は8月20日に続いて21日、長野研修道場で行われた北海道・東北 ・中部・北陸・信越合同研修会でスピーチをした。 ◇経験に頼る前に御本尊に頼れ、まず祈れ! 戸田先生は、歴史上の人物を通し、さまざまなことを教えてくださった。ある 時は、天下を取った徳川家康を通し、こう語っておられた。 「信長、秀吉、家康の3人の中で、果報(福運)は家康が一番もっていた。この 果報ばかりは、人間の力ではどうしようもない。だから信心しなければ解決さ れないのである」 努力や才能だけで、成功できるとは限らない。ましてや幸福になれる保証など 、どこにもない。自身の宿命を転換し、福運をつけていく。努力を全部、生か して、永遠に幸福になっていく――そのためには信心が絶対に必要なのだ。 また、先生は「大聖人の仏法を『妙法』という。『妙法』とは、人智を超えた 力である」と力説しておられた。 先生の確信は、それはそれは、すさまじかった。その大確信に触れて、多くの 人々が奮い立った。絶望の淵から立ち上がり、希望に燃えて、幸福への大闘争 を開始したのである。 「経験に頼る前に、御本尊に頼れ!まず、祈ることだ。それでこそ、経験も 生きてこようというものだ」これも、戸田先生のご指導である。 御聖訓には、「我が弟子等、試みに法華経に説かれている通り、身命も惜しま ず修行して、このたび仏法が真実であるか否か試みてみよ」 (御書291頁・撰時抄) もし仏法を疑うのであれば、自らこれを試してみなさい。真に仏法を行ずるな ら、偉大な功徳があることは絶対に間違いない――大聖人は、こう断言してお られるのである。 ◇慢心や偏った考えへの執着は、成仏への妨げ また、御書には次のように仰せである。 「ただあなたが仏になろうと思うならば、慢心のはたほこ(軍の指揮に用いる 旗)を倒し、忿りの杖を捨てて、ひとえに一乗の法華経に帰依しなさい。名聞 名利は今生だけの飾りであり、我慢(我を傲り他を軽んずる)や偏執は後世の成 仏を妨げる足かせである」 (御書463頁・持妙法華問答抄) 慢心や偏った考えへの執着は、成仏への妨げとなる。大聖人の仰せの通りに、 純粋な信心を貫いていく――その人が、成仏への直道を歩んでいるのである。 Tweet