投稿者:寝たきりオジサン 投稿日:2016年12月11日(日)18時21分27秒   通報
高校卒業後、あるのホテルにコックとして就職した私は、職場でイジメに遭い
、「もう辞めたい」とばかり考えるようになりました。そうしたとき、創価班
の先輩が激励してくださり、その先輩とともに毎日、勤行・唱題に挑戦。生活
が見る見る変わっていくのを実感し、学会活動に本気で取り組むようになりま
した。

その後、創価班大学校に16期生として入校し、2人の友人に御本尊流布しま
した。現在は大手のホテルに勤務し、組織では本部長として戦っております。
本年、リーダーとして先駆の戦いを決意し、1月2日にKさん、1月27日に
Mさんに御本尊流布を実らせることができました。

そうしたなか、ヤング男子部のSさんから「友人を折伏しているが、父親の反
対にあい、なかなか進まない」との相談を受けました。よくよく話を聞いてみ
ると、その父親とは、私の上司である料理長。料理長は大の学会嫌いで知られ
、仕事にも厳しいことで有名で「鬼の料理長」と言われていました。

これまでも、支援のお願いや聖教啓蒙をしても、けんもほろろに断られてき
ました。私自身、臆病な命が出てきて、悶々(もんもん)とした日々が続きまし
た。祈りに祈るなかで、私はあることに気づきました。「これはSくんの戦い
ではない。保身に走ろうとする、自分自身の壁を破る戦いだ!」と。

ハラは決まりました。翌日、勇気を持って、料理長に「息子さんが、創価学会
に興味をもっているようです!ぜひ入会させてあげてください!」と話した
ところ、怒りだし、何を言っても聞こうとしません。しかし、くじけること
なく、その日から休憩の時間のたびに、手を大きく広げて聖教新聞を読み、

創価学会の話、仏法の話、池田先生の話を、毎日繰り返しました。最初は相手
にしてくれなかった料理長でしたが、こちらの誠心誠意の言葉に少しずつ
変わっていきました。また、「口先だけのヤツだ」と思われないよう、
「青年は信頼を勝ち取ることが大事だ」という池田先生の指導を胸に、

すべての仕事に全力で取り組みました。そんなある日、いつものように休憩室
で聖教新聞を広げていると、料理長が「親元を離れるまでは、絶対に創価学会
に入るのは許さん。しかし自立すれば話は別だ。息子が入会したら、しっかり
面倒みてやってくれ」と言ってくれたのです。

私は涙があふれるほど感激しました。さらに、それから数日後、「仕事によく
頑張ってくれている。副料理長を目指してみないか」との話がありました。
副料理長は、経験年数や料理の腕はもとより、人柄についても、多くの料理人
を任せられるとの評価がなければ、絶対になることができません。

私は、このとき「勝った」と実感しました。今回の戦いを、自分から逃げずに、
戦い切った充実感でいっぱいです。発心したときに誓った「一流のシェフ」を、
そして副料理長を目指して、更に前進してまいります。悪に怒りを持ち、正義を
証明することこそ、創価班の使命であるとの誇りを胸に、全ての戦いに勝ち
続けてまいります!

2002