投稿者:無冠 投稿日:2016年10月13日(木)20時39分20秒   通報
全集未収録のスピーチ144編の各抜粋(聖教新聞 2006.5~2010.4)を掲示します。

2010.3.6 【新時代第38回本部幹部会・全国壮年部幹部会】

■ 一、全国、全世界の同志の皆さん、ありがとう!
私の願いは、全同志が健康で、幸せになっていただきたいということである。
何があっても、楽しく進もう!
妙法に生き抜いて、辛いことも、みんな、楽しく変えていくのである。
ともどもに素晴らしい人生を送ろう!
「全同志、万歳!」と声高く叫びたい(大拍手)。
また全国の音楽隊、合唱団の皆さん、いつも、広宣流布の勝利のメロディーを奏でてくださり、本当にありがとう!(大拍手)
全国の創価班、牙城会、王城会、さらに会館や会合などで警備にあたってくださる皆さん方にも、心から感謝申し上げたい。
雄々しき創価の英雄に栄光あれ!(大拍手)

●海外の皆様ようこそ!
一、SGI(創価学会インタナショナル)の研修会の皆様、本当に、ようこそ、お越しくださいました!(大拍手)
北米、そしてオセアニアの皆さん、堂々たる広宣流布の拡大、本当にうれしい! ありがとう!(大拍手)
中南米の皆さん、大地震の尊い救援活動、本当にご苦労さまです。
復興に戦うハイチとチリの同志にも、どうか、くれぐれもよろしくお伝えください。
欧州の皆さん、希望あふれる大行進、おめでとう!(大拍手)
アジアの皆さん、世界の模範の団結、いつもありがとう!(大拍手)
そしてアフリカの皆さん、9カ国からの参加、本当に素晴らしい! 「アフリカの勝利の世紀、万歳!」と申し上げたい(大拍手)。

●時は「今」!
一、意気軒高の壮年部幹部会、おめでとう!(大拍手)
全国の各地で、壮年部が元気であり、婦人部も喜び、青年部も驚いている。
厳しい不況の中、本当にご苦労さまです(大拍手)。
黄金柱の壮年部であるならば、今までの経験を生かして、女子部や婦人部を守り、青年部を本当に慈しみ育てていってもらいたい。
とりわけ、青年部時代に訓練を受けた人は、今こそ、その力を発揮する時である。
青年にあれこれ言うのではなく、率先して模範の姿を示していこう。
大事なのは「今」である。壮年が立ち上がるのだ。
どこまでも自分らしく、変わらぬ情熱で、若々しい心で、広布に進んでいけば、後輩も自然とついてくる。
壮年部が、青年に対する本当の真心の激励をするのだ。
広布のため、同志のために、たとえ自分はどうなっでも、「この私の姿を見てくれ!」という戦いを、青年の胸に残していくのである。
私は、その決心で、50年間、すべてをなげうって広布に戦ってきた。恩師の戸田先生を護って護って護り抜いてきた。
今、何一つ悔いはない。御本尊に誓って、そう申し上げることができる。

■ 一、戸田先生の指導が、今も、私の胸に響いている。
「悪人との戦いに、は、必ず勝て!
信じ合える、良き同志の輪を、一日ごとに、広げゆけ!
一年ごとに、拡大しゆけ!」
後継の君たちも、わが心に刻みつけてもらいたい。
増上慢が仏法を破壊する。人間を軽賤し、名利を貪り、権力の魔性と結託して正義の人を迫害する。これほどの悪はない。
不惜身命で、増上慢と戦い、勝ってこそ、仏となることができる。
悪人たちは、すぐに野心で手を握る。だからこそ、善が勝つために、正義の連帯を広げていくのだ。

■ 一、昭和33年(1958年)の三月十六日。
広布後継の式典で、恩師・戸田先生は宣言なされた。
「創価学会は宗教界の王者なり」と──。
この戸田先生の直弟子として、私は、あらゆる悪口罵詈・猶多怨嫉の難を受け、「三類の強敵」と戦い抜いてきた。
そして厳然と、「平和」と「文化」と「教育」の大連帯を築き上げたのである。
今やSGIは、世界192カ国・地域に広がった。全世界から、創価の師弟への栄誉をいただいている。
世界第一の知性と良識の栄冠であり、精神界・哲学界の王者の証しと言ってよい。
(これまで名誉会長に授与された、国家勲章は28。大学・学術機関からの名誉学術称号は277(三月十六日現在)。世界の都市からの名誉市民称号は660を超え、五大州からの顕彰は、じつに4000を数える〉
私は青年時代から、恩師・戸田先生の偉業を、必ず満天下に知らしめてみせる。そう誓って生きてきた。
「精神界の最高峰の指導者」は、戸田先生である──。
この確信で、わが師匠の偉大さを、生涯をかけて宣揚してきた。
私がこれまで拝受したすべての栄誉も、牧口・戸田両先生に捧げるとともに、全世界の同志と分かち合いたいのである(大拍手)。

■ たとえ、一人でも、二人でもいい。本当の広宣流布の立派な指導者を育てたい。これが私の真情である。
師匠を手本として、師匠のごとく立ち上がる。これが弟子だ。
大闘争心に燃え、満々たる意欲をもって、広布の山に立ち向かうのだ。みなぎる気迫で、増上慢と戦い、尊き和合を護るのだ。
私は、世界中の同志のことに、いつも心を巡らせてきた。真剣に広布のために戦っているのは、無名の青年部の諸君である。私は、よく知っている。
わが青年部は、一閻浮提(全世界)第一の創価の師弟の誇りを持って勝ちまくろう!
そして、輝かしい勝利、勝利の歴史を残しゆこう!〈青年部の参加者から「ハイ!」と力強い返事が〉

●民衆の幸福こそ広布の大目的
一、戸田先生は、女子部の「華陽会」の席上、こう語られた。
「将来、必ず、世界各地から、同志が集ってくる時代が来るよ。
夢のように聞こえるかもしれないが、決して夢ではないのだ。
ゆえに、今はしっかりと、広宣流布に戦って、無量の功徳を開くのだ!」
先生が言われた通り、今、世界広宣流布の時代が来た。あの国この国に、華陽のスクラムが広がっている。
世界の池田華陽会、頑張れ!(大拍手)
戸田先生は民衆の真っただ中へ飛び込んでいかれた。
病苦や経済苦、厳しき宿命の嵐と戦う同志に、先生は、誇らかに、こう叫ばれた。
「大聖人の御遺命は、世界の広宣流布にある。世界の民衆の幸福にある。これを、絶対に忘れてはならない。
創価学会の闘いは、あくまでも、世界、そして人類の救済にあるのだ」
この世界広宣流布の大使命を果たしているのが、わがSGIの友である。
皆様は妙法の種を蒔いている。自身の人間革命が、一家を変え、社会を変え、やがては世界を希望の方向へと変えていけるのだ。
日蓮大聖人の御賞讃は、いかばかりか。
本当にありがとう!(大拍手)

■ ここで、もう少々、戸田先生の言葉を語り残しておきたい。
先生のおっしゃったことは、全部、大切にしてきた。時には深夜までかかって、妻とともに記録してきた。
師の言葉を、一言一句たりとも、漏らすまい。断じて、おろそかにはしない──これが弟子であるからだ。
戸田先生は言われていた。
「肝を据えるのだ。
人は人、自分は自分である。
何があっても、私は戦うんだ!──この精神が一番、大事なのだ」
大難を一身に受けて戦う師を護り、師と同じ心で、“不可能”の壁を打ち破る。
自分が師弟の魂を護り抜く!
これが弟子の誓いであり、祈りであり、戦いである。
後継の皆さん、頼むよ!〈「ハイ!」と力強い返事が〉

●悩み苦しむ友のもとへ
一、戸田先生は、苦難に立ち向かう友を励まして、こう語られた。
「人生は、トンネルに入ったような時もある。しかし、トンネルを抜ければ、また、きれいな景色が見えるではないか。
途中で止まってはいけない。
信心で最後まで戦い、進むのだ」
不況の中で奮闘する同志も、長きにわたって病気と闘う同志も、断じて負けるな!
私も一生懸命、題目を送っている。
リーダーは、真っ先に、悩んでいる人、苦しんでいる人のもとへ駆けつけて、温かい励ましの声をかけていくのだ。
ともに祈り、あらゆる手を打っていくのである。
学会の役職は、同志に尽くすためにある。威張るためではない。
広布の友は皆、仏子である。自分は、ひとつも偉くない──そういう思いで、頭を下げる。謙虚な心を忘れない。その人が、本当に偉い人である。
すっきりとした心で、広宣流布の志願兵として戦う。新しい人を伸ばしていく。そのリーダーの一念の中に、さらなる地域の発展があるのだ。

●師の精神を具現
一、先生は亡くなられる前に言われた。
「いい弟子を持って、俺は本当に幸せだ。
牧口先生と一緒に牢獄に行ったことも幸せだったけれども、お前がいたおかけで創価学会の未来は開けた」
私は先生の言葉の通りに、学会を日本中、世界中に発展させてきた。
先生が逝去された後、各界の指導者とお会いする機会があった。その際に「池田さんのことは、戸田先生から聞いています」と言われたこともあった。
本当に弟子のことを心から考えてくださる慈愛深き師匠だった。
私は戸田先生の後を継ぎ、尊き同志の皆様とともに、先生の精神を具現して現在の世界的な創価学会を築いてきた。
牧口先生、戸田先生、そして私の、三代会長の死身弘法の闘争によって、学会は構築されたのである。
このことを夢寐(むび)にも忘れてはならない。
この一点をゆるがせにすれば、学会は道を誤ってしまう。異体同心の団結ができなくってしまう。

●生き生きと戦え
一、ともあれ、青年部の時代である。若き諸君の時代である。
新しい人材をどんどん伸ばし、新しいリーダーが生き生きと戦っていけば、学会はまた一段と若返って前進していける。
戸田先生は、こうも言われた。
「大聖人の弟子ならば、大聖人の仰せ通りに戦うのだ。大聖人の御心を心として、広宣流布を本当に誓い、行動するならば、もったいなくも、大聖人と同じ戦いができるのである」
大聖人と同じ大願に立って戦う同志を増やしていく。それが広宣流布である。

■ 一、戸田先生は指導しておられた。
「団結せよ! 皆で祈り、智慧を出し合えば、どんな問題も、それだけ早く解決することができるのだ」
それぞれの地域、それぞれの国にあって、異体同心の祈りと団結で、何があっても変毒為薬しながら、仲良く朗らかに前進していっていただきたい。
友のため、社会のための学会活動は、結局はすべて自分の福運となる。このことを深く確信していくことだ。
戦いは負ければ皆が苦しむ。だから断じて勝つことだ。自分のため、そして健気な同志のために、リーダーは勝ち戦の指揮を執っていただきたい。
〈ここで、名誉会長の導師で、全員で題目を唱えた〉
きょうは、ご苦労さま! 海外の同志、ありがとう! 心から御礼を申し上げます。
友の幸福のために行動しゆく皆様は、仏の使いです。
どうか、お元気で!
サンキュー!。
また、何回もお会いしよう!(大拍手)