投稿者:寝たきりオジサン 投稿日:2016年10月13日(木)19時31分44秒   通報
東京・立川市 網中光子
(地区副婦人部長)

私と同じ自治会で、うちのすぐ裏に井上さんという方がいらっしゃいます。
私は井上さんの奥さんに、これまで『グラフSGI』を贈呈したり、
東京富士美術館にお誘いしたり、市議選の支援をお願いするなど
対話を重ねてきました。

そして,昨年10月に、もっと仏法のことを知って欲しいと思い、
『法華経の智慧』を読んでみませんか、と声をかけました。
すると、奥さんは「私より主人が翻訳の仕事をしていて、本が好きだから、
主人なら読むかもしれないわ」と言われました。

実は、ご主人とは、ほとんど話したこともなく、翻訳の仕事をしてると
聞いていたので、「堅物(かたぶつ)の人かな?」などと思っていました。
でも、読まれないよりマシだという気持ちで、「ご主人でもいいですよ」と、
『法華経の智慧』の第1巻と第2巻をお貸ししました。

すると、1週間ほどたって、ご主人から読んだ感想をつづった
お手紙をいただいたのです。
私は「感想文までくれるなんて、本当に読んでくれたんだ!」
と嬉しくなりました。

その文面には、『法華経の智慧』の感想だけではなく、
『グラフSGI』のことも書いてありました。
「海外メンバーの集合写真を見ました。100人以上が写っている写真を虫眼鏡
(むしめがね)で一人一人じっくり見ましたが、全員が笑顔であることに
誠に驚きました。学会の皆さんが本当に幸福である証明だと思います」
と書いてあったのです。

“あら、いいことを言うわね”と思い、翌日には残りの3、4、5、6巻を
全部まとめて、井上宅に置いてきました。

それから約2カ月たった12月22日のことです。
ご主人は4冊の『法華経の智慧』とともに、分厚い封筒を持って、
うちにいらしたのです。
そして「いろいろと感想を書きましたが、私の気持ちは最後のページに
書いてありますから」と言いました。

井上さんが帰った後で便箋(びんせん)を数えてみると12枚もありました。
1枚目を読むと、翻訳家らしく文学的なことや、批判的なことも書いて
ありました。

私は、「暮れで忙しいのに、こんな難しいものを読んでる時間がない。
あした読もう」と、2枚目で読むのをやめてしまいました。
そして翌日。井上さんが「自分の気持ちは最後に書いてある」
と言った事を思い出し、「そうだ、最後から読めばいいんだ」
と思い、さっそく12枚目を見ました。

そして、私は本当にビックリしました。
手紙の最後は、こう結ばれていたのです。
「これまでは、独(ひと)りよがりの横着な考えでおりましたが、
『法華経の智慧』を読み進むにつれ、特にその第6巻に至り、
池田大作先生の偉大な人格に打たれて、感動し、創価学会の
素晴らしさを実感いたしました。

ここに学会の皆様方のお仲間に加えていただいて、広宣流布のために、
身命を投げ打つ決心をいたしました。還暦(かんれき)をとっくに過ぎた
身ではありますが、信心に励まれている皆様方に追いつくべく、
必死の努力をする覚悟です。何卒、入信の願いをお聴き取りくださるべく、
伏してお願い申し上げます」

私は自分の目を疑い、何かの錯覚ではないかと腕や頬をつねりながら、
何度も読み返しましたが、夢ではありませんでした。
その翌日から、井上さんは勤行・唱題を始めました。
また、入信前に、ぜひとも御書がほしいと、なんと、
ご自分で信濃町まで行って御書を買って来られたのです。

そして、元旦。
3時半からの勤行会に迎えに行くと、奥さんまできれいに
身支度を整えて一緒に車に乗り込みました。
会館に着いた時に「よろしければ奥さんも入会されませんか?」
と聞くと、「はい。よろしくお願いいたします」との返事。
慌てて出版コーナーへ行って念珠と経本を買ってきました。

そして、無事、元旦勤行会で、ご夫婦で入会し、御本尊様を
いただくことができました!
私は『法華経の智慧』を通して、池田先生が折伏してくださった
ように思えてなりません。
また、今まで地道に聖教啓蒙し、対話を重ねて来たことが決して
無駄ではなかったと思いました。
また、「あの家はダメ、あそこは学会嫌いだからダメ」などと、
対話する前から自分で相手を選んでいてはいけないということも
実感いたしました。

私は現在、70歳ですが、団地の管理組合の事務をしており、自転車で
元気に出勤しています。
私のマイ総会の目標は200ですが、ご近所の方や仕事先での
真心のあいさつ、友人とのカラオケなどで、間もなく目標を突破いたします。
今月のグループ総会は、友人を招いてカラオケ大会を予定しています。
御書に「一丈の堀をこへぬもの十丈・二十丈の堀をこうべきか」とあります。
また、『新・人間革命』で池田先生は、「あらゆる人と仏法の対話を
していく。粘り強く交流を深めながら、相手の幸福を日々、祈り、対話を
重ねていくことです」と、ご指導くださっています。

この勢いで、決意も新たに、勇気と真心の「対話拡大」に挑戦し、
「栄光・大勝の年」を大勝利してまいります。
(以上)
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この体験を聞かれた先生から「本物だね。新しい光がさしてきた。
大事にしなさい」との伝言があったそうです。