投稿者:ジョーカー 投稿日:2015年 1月13日(火)21時44分41秒   通

三番目として、「未来を創る」ことについて

最も恐れなければならないことは何か。それは「日蓮大聖人の魂がなくなること」
そしてその魂を護ってきたのが、創価三代の師弟であります。
創価学会においては、創価三代の精神を正しく継承し、伝えていく人がいればいいのです。そこが重要であり、それに比べたら、組織が衰退しようが、ボロボロになろうと、そんなことは些末なことであり、風の前の塵に等しいのです。

どんなに学会がおかしな方向に進もうが、創価三代の精神を正しく受け継いだ弟子がいれば、そこから学会を正常化できるのです。よって何が大事か、それは「人材」なのです。
なかんずく、これからを担う新しい人材が重要であり、そこに焦点をあてることです。
このことに気付いた私は、数年前に一回り若いメンバー二人に、御書の講義を通し、大聖人の精神を伝えていきました。今の青年部の教学レベルの平均を教学試験一級とするならば、そのざっと数十倍です。

日寛上人が六巻抄を遺されたのは何のためか。それは「令法久住」のためであります。
法を正しく伝え永遠化するには、本物の人材が必要なのです。そういった観点から、人材を育て、そしてそのメンバーにも、「これから20年の内にそれぞれが二人を育て、仏法の正しい精神を伝えていってほしい。また、そのメンバーにも同じように二人を育てることを伝えてほしい。それを二代、三代とずっとつづけてほしい」と。

つまりこういうことです。
一人が二人を育てるとどうなるか。1→2→4→8→16→32→64→128→256→512→1024→2048→4096→8192→16384→32768→65536→131072→262144→524288→11048576→2097152→4194304→8388608→16777216人

このように莫大な数の人材が育成されていくことになります。ある一定の数字を越えた瞬間に、爆発的な数字になっていくのです。それをティッピングポイントといいます。私はこの「人材育成運動」を数年前に発動させました。すべては「令法久住」のためです。人材を育成することが未来を創ることになり、師敵対との戦いにおいても、一番清々しい戦いであります。

一人が二人を心血注いで育てることは、取るに足りないできごとのように感じますが、実は無限の広がりになるのです。逆に、一人が百人(多くを)育てることは物理的に無理があります。人生とは時間との戦いでもあり、そこまでできないでしょう。
師敵対との戦いのリーサルウェポンとして、「人材育成運動」を推進したのです。

学会が最悪な事態になったとしても、法を正しく伝えていく人がいれば、そこから広宣流布の流れを構築できます。自分がいなくなった後のことまで考え、手を打つ。それこそが池田門下の真骨頂であると、私は思うのです。

そして、広宣流布とは壮大なる男(女)のロマンであることも付け加えておきましょう。