投稿者:信濃町の人びと 投稿日:2016年 4月 9日(土)17時07分50秒   通報
■正義を叫ベ! 悪の傍観者になるな

牧口先生は、正義を貶める悪を厳しく呵責された。

「嫉妬 排擠”はいせい”(=人をねたみ、陥れること)の様な忌まわしい現象を如何に小さくとも、根本的に駆逐せねば、百の改革も徒労に帰する」(『牧口常三郎全集』6、第三文明社)

どんな小さな悪も放置するな! 悪の芽を根本から断ち切っていけ!

それなくしては、何をやってもむだになる――これが、牧口先生の信念であった。

また牧口先生は、「仲間の大多数に平和な生活を得しめんが為にはあくまで悪人を排除しなければならぬ」(同全集9)ともつねに言われている。

悪を見ていながら、自分には関係ないから、関わると損だから――そういう卑しい心で、自分だけ、いい子になって、要領よく立ち回る――こうした卑劣な人間には、絶対になってはいけない。

傍観主義は敵である。悪を見て見ぬふりをする者は、悪と同じである。

正義を陥れる、どんな小さな嘘も、絶対に、ほうっておかない。悪意のデマや中傷は、徹底して、破邪顕正の言論で打ち破っていく。そういう青年であってこそ、「善の社会」は守られる。

池田大作全集スピーチ(93) 全国最高協議会 (2002年8月2日)