投稿者:谷川ひろし 投稿日:2015年 7月18日(土)11時41分17秒 通報
今一度、池田先生の毎日新聞のインタビューを学びましょう。
この池田先生のインタビューは、2001年9月25日(火)21面に掲載されたものです。
創価学会の池田大作名誉会長(73)は、毎日新聞のインタビューに対し、
米国の同時多発テロ事件と宗教の問題をはじめ、世相、教育、政治、憲法、創価学会の
現状など幅広い分野に関して約1時間半にわたり考えを語った。
問答の聞き手は、毎日新聞の北村正任・主筆と、岩見隆夫・特別顧問(1面参照)。
インタビュー《抜粋》
■ ■ ■
岩見氏
「宗教者を残酷非道なテロに駆り立てている根っこにあるものは、何なのでしょう」
池田氏
「権力です。利害です。宗教それ自体の延長の戦争も、ないとは言えません。
しかし、つぶさに分析してみると、どうしても政治、利害、陰謀が絡んでくる」
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岩見氏
「この夏は靖国参拝騒動がありました。靖国問題に関しては、どういう見解でしょう」
池田氏
「一国の総理が、一宗教法人に参拝することは間違いです。
靖国参拝そのものは、憲法違反の疑いが強いことも事実です。戦没者を悼む気持ちはわかりますが、
一国の宰相たるもの、心情論だけに流されることは危険です」
岩見氏
「公明党は最近、宗教政党らしい純粋性とか寛容さが感じられなくなって、自民党や
民主党と同じ普通の政党という印象ですね。惜しいなあと感じているんですが」
池田氏
「全く同感です。私もそう思います。そうなると何の魅力もなくなる」
岩見氏
「最近は衆院の選挙制度自体を変えたらどうだと公明党も提唱しているようです」
池田氏
「中選挙区制が日本に一番当てはまるんじゃないか。公明党に有利とか不利とかいう問題
じゃなくて、多様化した日本社会にあって、その方が幅広く皆が選択できると思うからです」
北村氏
「創価学会は今後、政治とのかかわりをさらに深めるのでしょうか」
池田氏
「宗教は人々の幸せと世の中の平和と繁栄を願うものです。政治が腐敗、堕落し、
危機的状況にある限り、異議申し立てをするのは、宗教者として当然の責務です。
政治への監視を庶民の目線で行うことは、非常に大切なことと思います」
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