投稿者:大仏のグリグリのとこ 投稿日:2017年 3月13日(月)09時35分34秒 通報
法師の境涯から見れば、
三千大千世界(宇宙)の内外(山や林や川や海、地獄から有頂天)
それ自体が〝大生命そのものである〟と見たのです。
そして、すべての衆生を見て、
その過去世から未来世まで見抜けるようになる、ということです。
しかし池田先生は、決してそれらは神秘的な超能力や
千里眼とかではなく「洞察力」と解釈しました。
御書には
「一をもつて万を察せよ。庭戸を出でずして天下をしるとはこれなり」(二九五頁)
とあります。
一つの現象を見て万般を察していくというのが、法師の境涯です。
池田先生は
「幸福への道を見いだすのが〝眼の功徳〟なのです。自分だけでなく、
相手が何を求めているのか。どうしてあげれば開けるのか。
名医のように見のがさない。戸田先生も本当に鋭かった。
歩き方や、ドアの開け方ひとつで、その人の悩み、状態を見抜かれたものです」
と述べています。
これが眼の功徳です。